シマリスは最近テレビ等でよく紹介され、認知され始めてきた小動物ですが、その魅力から飼育を試みるも様々な問題点や困難があって飼育が難しいと感じた方も中にはいらっしゃるかと思います。
それでも正しく飼育すればなんとも愛らしいパートナーとなりますので、今回はそんなシマリスについてご紹介します。
目次
シマリスはどんな動物なのか
シマリスとは哺乳綱ネズミ目リス科シマリス属に分類される昼行性のリスで、24~25種類属しており、シベリアシマリスを除き全種が北米に生息しています。
日本で『シマリス』というとこのシベリアシマリスとその亜種(エゾシマリス、チョウセンシマリス)を指している場合が多いです。
一般的なシマリスの特徴としては下記の通りで
- 頭胴長:12~19cm
- 尾長:8~12cm
- 体重:70~120グラム
- 平均寿命:6~10年
- 体毛は茶色く、背中と顔に縞模様があり、耳は小さく、頬袋をもっています。
両手で餌を持ち、口の中に大量に運び入れて頬袋を膨らます縞模様の小動物…そんなイメージを持たれている方が多いかと思いますが、まさにその通りでなんとも愛らしい動物といえます。
ちなみに、ペットとしての飼育史は意外にも古くからあり、古代ローマ時代でもすでに飼育されていたと言われており、日本でも江戸時代には大陸から愛玩用として輸入されていたという情報もあるため、飼育方法などがあまり広まっていないにも関わらず人との関わりはわりと長いと言えます。
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そもそもシマリスは懐いたり馴れたりするの??
答えはイエスでもありノーでもあるといえます。
イヌやネコのように人間に慣れていて飼育方法も確立している動物に関しては、飼い主がシッカリと躾と飼育をすれば懐き、飼い主との信頼関係を築き上げ、よほどの事がない限りは飼い主をちゃんと見分けて、敵意を持つこともなく、甘えたり遊ぶことに喜びを感じたりします。
それに比べるとシマリスは個体差もありますが、必ずしも飼い主を明確に識別できるとは言えず、慣れたのかと思っても急に咬みついてきたり、そもそも『人に甘える』という概念もないのではないかと思います。
じゃあ一切懐かないってこと?
と思うかもしれませんが、写真などでもみた事があるかもしれませんが、飼育下のシマリスは肩に乗ったり、手から餌を食べたりするようにもなります。
これは本来持っている本能や習性が関わってくるのですが、分かりやすく言うなら犬のようにベッタリと甘えて懐いたりすることはほぼありませんが、飼い主への敵意がなくなり(または薄れ)、共存するという意味での馴れるというこてはあります[01]あくまでも個体差はあります。
実際、シマリス飼育者の方で毎日一緒にいて、シマリスもその人の肩の上で餌を食べ、肩の周りをグルグルと歩き回ったり、着ているパーカーのフードの中で寝ていたりしているのをみた事もあります。
飼育方法を間違えず、知識があればこんなにも愛らしく側にいてくれるシマリスですが、繰り返しいいますがあくまでも個体差があるということは認識して、どんなに気をつけても懐かない子もいると頭の片隅に置いておきましょう。
シマリスの種類とその購入金額について
リスと聞くと一般的にはシマリスがイメージされますが、リスの仲間にはモモンガやムササビなども含めて様々な種類がおり、その数は『5亜科 58属 285種』いるといわれています。かなり多く感じますよね。
また、冒頭でも少し触れましたが、『シマリス』と一言で言っても種類は様々で、その中でも家庭で飼育可能なシマリスは限られてきます。一般的に流通しているシマリスはペットショップにてベビーで入手することもでき、個体差はあれど、ベビーから育てれば人間に対する警戒心を解くことができるので、とてもよく馴れてくれます。
購入金額に関しては、ペットショップによってオスとメスで値段が違う事があったり、ショップごとに値段に多少の違いはあれど、基本的におよそ7000円~10000円くらいです。ちなみに、値段に関しては、ショップやスタッフの価値観により決められる事が多く、一般的にはメスのほうが値段が高いとされています。
というのも、オスは発情期になると普段触れていても、触れなくなってしまう程に性格が凶暴化する事があり、それを嫌ってメスのほうが『より飼育難度が低い』とみなされ価格が高いという事が一つのポイントになっているからです。
しかしながら、発情時期を除けばオスの方が比較的警戒心を解いてくれやすいため慣らしやすいという事からオスの方を高くしている場合などがあります。
値段が高ければそっちのほうがいい
とは一概には言えませんので、あくまでも一つの目安として一番お気に入りの子をお迎えしていただくのが何よりベストと言えるかと思います。
なお、一般的なシマリスの種類としては下記の二種類です。
チュウゴクシマリス
日本のペットショップにおいて現在最も販売されている、ポピュラーなシマリスです。その他の野生種や亜種よりも体が比較的大きくて、その分、丈夫なのが一つの特徴であり魅力です。
一般的に広く知られていると言うこともあり、ブリーダーも数多くいるため、CB個体[02]Captive Breedの略で、飼育下における繁殖によって生まれた生体の事 は野生種と比べれば遥かに懐きやすく、警戒心も少ないためシマリスを飼育しようと思った際には大きなこだわりがなければ一番オススメのシマリスと言えます。
チョウセンシマリス
朝鮮半島、主に韓国から輸入されてきたシマリスで、現在、韓国での輸出が禁止となっているため、日本にいるチョウセンシマリスは基本的には日本で繁殖されたものが販売されています。
特徴としてはチュウゴクシマリスに比べて体が小さく、色も濃くハッキリとしています。また、個体差はあるものの、基本的には警戒心が高く、なかなか懐かず飼育難度は高めといえます。
シマリスを飼育する上で最低限必要といえるものについて
シマリスを購入した、さぁ飼うぞ!
といって部屋に放し飼いにするわけにはいきませんよね。
そうです、シマリスを飼育するということはシマリス用のお家など、様々なものが必要になってきます。
ケージ
プラケースや虫かごに入れるなんてことはしないかと思いますが、かといって犬用のケージにいれても脱走してしまいますよね。
シマリスは木登りをするため、様々なところを登ったり走り回ったりと縦横無尽に移動します。そのため、飼育する際にはある程度高さがあり、尚且つシマリスが脱走するほど隙間が大きくないケージが必要です。
小鳥や小型の哺乳類、それこそリス用として販売されている金網タイプのケージなどがありますので、そちらを利用するのが一般的です。下記のはその一例です。
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ベタ慣れになっていて常に肩に乗っていたりするようであっても、夜寝たりするようには必要と言えますし、最初からベタ慣れというわけにはいきませんので必ずケージは用意しましょう。
巣箱
いわゆる寝床であり、餌の貯蔵庫でもある人目がつかないプライベートゾーンです。リス用のものが販売されていますので基本的にはそちらを利用すれば問題ありません。
一昔前まではより自然の環境に近いようにと木製のものが主流でしたが、貯蔵してある餌の影響でカビが発生したり病気に繋がるということもあるため、最近ではプラスチック製のものが多く利用されていますので、そちらをオススメします。
餌入れと給水ボトル
家、寝床ときたら次は食事ですね。
餌入れに関してはシマリスが直接入って汚れてしまったり、無用に大量の餌を置いてしまったりする事を防止する意味も兼ねて、あまり大きなものを準備する必要はありません。ただ、容器が軽すぎるとシマリスがひっくり返してしまうことがありますので、陶器製などのように重みがある程度あり、安定しているものをご用意ください。
給水ボトルに関しても、シマリスが水分をそれほど多く必要としないことや、なるべく新鮮な水が常に入っているようにする事を考慮して小さめのもので大丈夫と言えます。中にはお皿などに水を入れる…という場合もありますが、フンや餌が混入してしまう事を考えると衛生上あまりよろしくないので、小型のボトルタイプを使用する事をオススメします。
床材と止まり木
床材はいわゆるウッドチップやおがくずなど、ケージの底面に敷き詰めるもののことです。シマリスの汚れ防止やシマリスが暖をとるために巣箱に持ち込んだりする事もありますのであったほうがよりベターと言えます。
新聞紙を底面に敷いてからウッドチップなどを上からかぶせて、汚れた際には新聞紙ごと丸めて捨てると言う方法もありますが、飼育環境や飼育方法にあわせてより利便性が高く、シマリスの生活環境を害していないような形を取れるとストレスなくお世話ができるので色々と試してみるのもありかもしれませんね。
止まり木は登ったりする運動用でもありつつ、齧って歯を削ったりするのにも役立ちますのでオススメです。モノとしてはどんな物でも大丈夫ではありますが、そこらへんで拾ってきたものだと何が付着しているのかもわからないので、拾ってきたのであれば丁寧に処理をしてから与えるか、単純にペットショップなどで購入してしまうという方法もあります。
回し車
こちらは止まり木とは違いメインの運動器具として活用するものです。
ケージから出して、部屋の中を散歩させたり、違った形で運動を多くとるのであれば必要とはいえませんが、ケージから出す事がどうしてもできない場合や飼育環境によっては運動不足解消のために入れて置いた方がいいといえます。
トイレ
残念ながらシマリスはトイレを完全に覚える…と言うことはできませんが、基本的には落ち着けてストレスがなく、安全と思えるような場所、ケージの隅っこなどで排泄を行いますので、そのあたりにトイレを設置してあげると進んでトイレで排泄を行い『トイレの場所』を覚えてくれたりします。
トイレは固まるタイプのトイレ砂を置いて置いたり、単純にそこだけ床材を多めにいれたり切り離してそこだけ回収できるようにしておくという形でも大丈夫です。
シマリスのかかりやすい病気などについて
前述したようにCB個体(飼育下繁殖個体)であればあまり気にする事ではありませんが、シマリスのベビー達は、2月~3月に中国からの輸入が多く、寒い季節&長い輸送時間、という悪条件の中運ばれてくるので、風邪を引いて肺炎にかかってることが多いんです。
もちろん、肺炎にかかっていなかったとしても、ベビーから育てる以上は風邪、肺炎のリスクは否めません。そして当然と言えばそうなのですが、ベビーであるからこそ、アダルト個体とは餌も飼育環境も異なってくるので、ベビー用のカゴや器具、餌などを準備しなくてはいけないので、より慣れやすいとは言えどベビーから育てるのは大変な面も多々あります。
その他かかりやすい病気としては下記の通りです。
脱毛症(皮膚病)
強いストレスなどにより毛が抜け落ち、禿げて露出した皮膚に細菌が付着する事によってそのまま皮膚病を発症する事があります。
ストレスの原因としてはケージの広さが足りなかったり、運動不足、過度な人間の接触、騒音など多肢に渡ります。可能な限りストレスなく、健康的に過ごしてもらえるようにする必要がありますが、もし脱毛の兆候が見られた際には悪化する前に医師の診断を受けるようにしてください。
不正咬合(フセイコウゴウ)
聞き慣れない単語かと思いますが、これは切歯[03]いわゆる前歯 が発達しているネズミ目に多く見られる病気の一つです。
多くのネズミ目と同じようにシマリスの歯は死ぬまで伸び続けていき、硬いものを齧ったりする事により上下の歯を削り、一定以上伸びないようにしています。しかし、柔らかい餌や噛まずに飲み込めるような餌ばかりを与えて尚且つ齧れるようなものもない場合だと切歯が伸び過ぎてしまい、噛み合わせが悪くなり餌を食べられなくなってしまう事があります。
伸びすぎた歯に関してはちゃんと噛めない=硬いものを齧って削ると言う事が出来なくなってしまうためほっておくとドンドン伸びてしまいますので、早めに獣医さんに切ったり削ってもらわないと多大なストレスの要因にもなりますし、最悪死に至る事もあります。
予防方法としては単純で、日頃から硬い餌や齧れるような木などを与えて、自身で歯の伸び具合を調整できるようにしてもらえば大丈夫です。
下痢
多くの生物にとって言える事ですが、与える餌が傷んでいたり、水分が多すぎたり、普段食べ慣れないものを食べたり、本来食べられないようなもの[04]シマリスの場合だとじゃがいも、ネギ類、アボカドなどなど を与えてしまう事により下痢をおこすことがあります。
また、それ以外にもウイルス感染や寄生虫などの影響も考えられますので、下痢をしているのをみつけた際にはそのフンを回収して、獣医さんに診てもらうのをオススメいたします。
フンを持っていきたくない…と思うかもしれませんが、シマリスのように体の小さな動物ですと原因によっては早急な処置を行わないと最悪死に至る場合もありますので、普段からフンの調子をよく見ておき、異変を感じたら獣医さんに相談するようにしていただければ幸いです。
シマリスに与えるべき餌について
前述した「シマリスのかかりやすい病気などについて」にもある通り、与える餌というのはとても重要です。
野生下では木の実や種子、果実など基本的には植物性の餌を好んで食べていますので、飼育下でもそういったものをベースに、栄養バランスを考えて様々なものを与えるようにしましょう。
もちろん、リス専用の配合飼料などもありますが、シマリス専用でないため栄養過多になる場合も考えると自分で色々とあげてしまったほうがよりよいかもしれません…ただ、シマリス自身が与えられたものから選り好みしてしまうことも考えると配合飼料のほうがいいともいえます。このあたりはその他の与える餌などにもよるかもしれませんね。
配合飼料以外でオススメとしてよく紹介されるのが鳩用餌のミックスフードです。鳩の餌はトウモロコシ、麻の実、大麦、蕎麦の実など様々なものが配合されており[05]ただ、中には脂質の塊であるナッツ類ばかりが入っているものもありますので、中身はシッカリと確認をした上であたえましょう、趣向性も高く、栄養バランスもいいといえます。
また、それ以外にも少量のひまわりの種やくるみ、トウモロコシ、サツマイモ、人参、ブロッコリー、小松菜、りんご、いちご、バナナ、ブドウ、メロンなどを副菜として与えるとよりベターと言えます[06]動物性タンパク質としてペット用のニボシや無糖ヨーグルト、ミルワームなどもたまに与えるのもいいです。
しかし、最近だと『シマリス専用』のミックスフードなどもありますので、鳩用ではなくそちらを与えるほうがよりよいとも言えます。
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餌は1日一回、主食副菜あわせて30~50グラムほど[07]副菜は5~10グラムほどで大丈夫です を目安に午前中に与えるようにしましょう。
シマリスの習性上、餌は全て食べ切らずに巣箱へ持っていき貯蔵しますが、与える餌の量を減らさずに一定量与えるようにしてください。また、野菜や果物など水分量が多く放置すると腐ったりしてしまうものを貯蔵した際には隙を見て新しいものに交換するかそのまま捨ててしまうようにしてください。
餌を貰える、というのは一つの安心に繋がりますので、怖がったりめんどくさがらず全てとは言わずに最初の数口分などは手から直接与えるのも慣れさせる方法の一つですのでオススメです。
野生のシマリスは冬眠をするけれど飼育下ではどうなのか
あまりイメージはないかもしれませんが、野生下ではシマリスも寒くなってくると冬眠をします。では飼育下でもするのか?と言うと基本的にはしません。
というのも、飼育下である場合は基本的に室温が一定に保たれているかと思いますので、温度が急激に変わったり、温度管理をそもそもしていないなどと言う事がない限りは冬眠はしないといえます。
温度を一定に保つ、というのは様々な生物を飼育する上での一つの最低限守るべき事ではありますが、それでもどうしても酷く冷え込んでしまい、それが何日も何週間も続くと言う時にはシマリスも冬眠をしてしまうことがあります。
ただ、冬眠といっても何ヶ月もじっとするというわけではなく、10日に一回トイレや餌の回収をするために起きて活動をし、あとは眠りにつくという半冬眠とでもいえるような状態になります。そのため、冬眠中においても餌と水は十分な量必要となります。
春を迎えて冬眠から目覚めるとエネルギーを大量に使うため体調を著しく崩してしまったりすることもありますし、様々なリスクを考えるとやはり可能な限り一年を通して一定の気温を保ち、快適に過ごせるようにするのがよりベターと言えるかと思います。
やはり慣れて欲しい…! シマリスを馴らすコツを一つ紹介します
目的や飼育方法は色々とありますが、やはり慣れてもらい、飼い主の事を恐れず敵意ももたず近くにいてほしいですよね。慣らし方は色々とあるかと思いますが、その中でも一つ、シマリスをベタ慣れに飼育していた某ペットショップの元店員さんの飼育方法をご紹介します。
まず、馴らすために基本的にはベビーから飼いますが、ベビーは肺炎になるリスクがある事も踏まえてあえて避けました。保温器具と離乳食から卒業できる5月のゴールデンウィークあたりにペットショップで買うといいかもしれませんね。
そしてよく馴れ、縄張りを重んじるオスを入手します。もう離乳してるので、リス用のケージに入れられますが、わざと大きめのプラスチックケースに入れてました。ケージに移してしまうと、自分のテリトリーを画一して、更に飼い主から逃げられるからです。
プラスチックケースだとそんなに大きくないので、逃げ場がなく、人と距離が近いため、シマリスが警戒心を解くには最適です。警戒心というよりかは、シマリスに人間に馴れてもらうといった方が正しいですね。
それを利用して手で餌を与えます。餌はヒマワリの種等が入ったミックスフードではなく、総合配合飼料のペレットを与えていました。理由としては、ミックスフードはシマリスが選り好みしてしまうこともあり、栄養が偏ることもあるので、バランスよく栄養摂取してもらうためにです。
ただ、ここで重要なのは、ミックスフードよりペレットの方が不味いということなんです!不味いからあまり食べない、でも他に食べるものがないからしぶしぶ食べる、この中にポンっとヒマワリの種を与えたらどうなるでしょう?食いついてきますよね。そのヒマワリの種を手から与えるようにします。そうすると、「これ(手)は好物をくれるものだ!」と認識します。
そうやって手に馴らしていき、手から餌を食べてくれるようになったら、次は何も隠れる場所のない部屋にシマリスと一緒に入り、肩に乗せて肩でご飯を与えます。できれば狭い部屋がいいですね。これは逃げてしまったときに捕まえられるようにするため。ただ、逃げたときに無理やり捕まえると、恐怖心が芽生えてしまって懐かなくなってしまうので、肩で食べさせたら次は手のひらまで餌で誘導して食べさせる、これを練習します。
大事なのは、肩、手は餌場であり安心できるところ、と認識させることです。飼い主さんの身体がシマリスにとっての餌場であり、テリトリーであり、木のような居心地の良い場所と思わせれば勝ちですね!飼い主自身も自分は木なんだと意識してみるのもポイントかもです。
リスはテリトリーがあり、警戒心がつよいので、一番安心できる身体からあまり離れようとはしなくなります。離れたとしても、戻ってくるので、そうなったらもう、ベタ慣れです。
最後に
シマリスは馴れれば愛くるしく、魅力的な生き物ですが、小動物のくくりで難易度を付けるとしたら、決して初心者向けではない生き物です。
ほっておいていいということはなく、毎日世話をする必要もあり、長期間家をあけることもできなくなるし、温度管理も含め様々な面で飼育は容易ではないですが、興味がある方はぜひ、一度ペットショップで触れ合って見て、飼う際にはじっくり考えて、シマリスの性格や習性を把握してから飼ってくださいね。